1997-03-06 第140回国会 参議院 予算委員会 第4号
総理の目指す社会福祉像について御所見をお伺いしたいと思います。
総理の目指す社会福祉像について御所見をお伺いしたいと思います。
総理は、二十一世紀の少子・高齢化社会に向けて新しい福祉理念、社会福祉像をどのように考えているのでしょうか。また、我が国の急速な少子化、高齢化の進行は当然ながら年金、医療、福祉など社会保障に要する費用が増大しますが、将来の社会保障の給付と負担のあり方についてどのように考えているのか、お考えをお伺いいたしたいと存じます。 社会保障政策の喫緊の課題は、新ゴールドプラン、高齢者介護の問題であります。
次に、新しい福祉理念、社会福祉像についてのお尋ねでありますが、二十一世紀の少子・高齢社会におきましては、経済社会の活力を維持しつつ、高齢者や障害者の方々などいろいろな立場や状態にある人々が社会全体の支え合いの中で公正で充実した生活を送ることができるよう福祉社会の実現を図っていくことは、「人にやさしい政治」の目標とするところでございます。